ツバメはゴルフコースに吊るされた傘にカラフルな避難所を見つける。日本の兵庫県カントリークラブは鳥の問題にユニークな解決策を見つける

兵庫県丹波篠山市 — 兵庫県丹波篠山市のカントリークラブでは、建物の軒先に吊るされた色とりどりの傘の間を飛び回るツバメがゴルファーたちを楽しませている。

赤や青、黄色などの色合いのビニール傘１００本は職員らが設置したもの。春から秋にかけて、カート場の上空でツバメが巣を作り子育てをするため、フンで荷物や来場者を悩ませていた。このため職員らは２０１５年から巣の下にビニール傘を逆さまに吊るす取り組みを始めた。

現在、巣は60個以上あり、ヒナが巣立った後には新しいツバメが引っ越してくるなど、まるでマンションのような光景で、職員らが温かく見守っている。

ゴルファーらはスマートフォンで撮影するなどして楽しんでいる。大阪府岸和田市から訪れた女性（４７）は「色とりどりの傘とツバメが可愛くて癒される」と笑顔を見せた。