石破茂首相は日曜、裏金スキャンダルの余波が有権者の信頼を損なう中、与党自民党は裏金スキャンダルに関与した一部議員を次期総選挙の公認候補者として推薦しない意向を表明した。
党総裁も務める石破氏によると、党はまた、資金調達問題に関与したとして懲戒処分を受けた議員を、小選挙区で党公認を得ている場合でも、10月27日投開票の自民党比例代表名簿に載せることを認めないことを決定したと述べた。 。
日本の石破茂首相は、2024年10月6日、東京で記者団に対し、自民党が裏金スキャンダルに関与した一部議員を次期総選挙の公認候補者として推薦しないと発表したことを受けて、2024年10月6日に東京で記者団に語った。有権者の信頼を失墜させたスキャンダル。 (共同)
日本の衆議院選挙では、各有権者は2回の投票を行い、1回目は小選挙区の候補者を選択し、もう1回目は比例代表の政党を選択します。
石破氏は、4月に厳しい処分を受けた者は、新たに定められた基準に基づいて公認候補者として承認されないと述べた。
自民党の大物2人、下村博文氏と西村康稔氏は1年間の党員資格停止処分を受け、高木剛氏も6カ月の党員資格停止処分を受けて対象外となる見通しだ。
石破氏は、たとえ重い罰則が課せられなかったとしても、国会の政治倫理会議に出席しなかった人物は支持されないと述べた。自民党の萩生田光一元政調会長や三ツ林弘美、平沢勝栄両議員らが該当する。
スキャンダルに見舞われた議員のうち、地元支持者の懸念に十分に対処できず、ほとんど支持を得られなかった議員は党からの支持を拒否されることになる。
石破氏は党役員らとの公認基準協議後、記者団に対し「国民の不信と怒りに適切にこたえる必要がある。(自民党議員には)有権者と真正面から向き合い、十分な説明を行って票を集める努力を求めたい」と語った。 。
火曜日、岸田文雄氏に代わって国会で日本の新首相に選出された石破氏は、自身と自民党幹部4人は自民党の比例代表名簿に載せられないと述べ、「共に責任を果たす」との決意を強調した。
スキャンダルが深まり批判が高まる中、自民党は4月、申告漏れの収入が500万円以上の議員39人に対する処分を発動した。このうち、34人は除名、党員資格停止、党支持者リストからの除外以外の軽い処分を受けた。
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