家電メーカーのシャープは木曜日、国立競技場などのプロジェクトで知られる日本の建築家、隈研吾氏の事務所がデザインを監修した空気清浄機を発売すると発表した。
10月21日に発売するもので、外装材にオーク無垢材を使用した家具調のデザインが特徴。希望小売価格は55万円(約3,800ドル)。
この清浄機は主に法人顧客をターゲットとしているが、シャープはウェブサイトで個人顧客からの注文も受け付ける。
大阪に本拠を置くシャープは、経営立て直しの一環として白物家電事業を強化している。
興津正博最高経営責任者(CEO)は東京での記者会見で、同社は消費者に支持される商品開発を優先していると述べた。
「私の最も重要な使命は、シャープが一日も早く独自性を取り戻せるよう支援することだ」と述べた。