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シファン・ハッサンがパリで女子マラソン金メダルを獲得、3個目のメダル獲得

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オランダのシファン・ハッサン選手は、日曜日の女子マラソンで金メダルを獲得し、パリで3個目のメダルを獲得して、素晴らしいオリンピックを締めくくった。

ハッサン選手は、5000メートルと10000メートルで銅メダルを獲得したわずか数日後、最後の数百メートルでエチオピアのティグスト・アセファ選手を破り、オリンピック記録となる2時間22分55秒で優勝した。

オランダのシファン・ハッサン選手が、2024年8月11日にパリで行われたパリ五輪女子マラソンで優勝を飾る。(共同通信)==共同通信

アセファは3秒遅れでゴールした。ケニアのヘレン・オビリが2時間23分10秒で銅メダルを獲得した。

「マラソンは特別なものだ」と、エチオピアで生まれ育ち、15歳のときに難民としてオランダに逃れた31歳のハッサンさんは語った。

「終わったとき、喜びが止まりませんでした。めまいがして、横になりたかったです。そして、私はオリンピックチャンピオンだ、どうしてこんなことが可能なのかと思いました」と、東京オリンピックで2度金メダルを獲得した選手は語った。

アセファさんは、レースの最大の課題は暑さだと語った。

「35キロ地点で、本当に暑さの影響を感じました」と彼女は言う。「このコースに向けて、同じような地形の丘陵地帯でトレーニングしてきましたが、今日の課題は丘陵ではありませんでした。暑さでした」

36キロ地点を過ぎると先頭集団は5人にまで減り、そのうち2人は40キロ地点を過ぎた時点でついていけなくなり、ハッサン、アセファ、オビリの3人が金メダルをかけて戦うことになった。

日本の最高記録は鈴木優香選手で、2時間24分2秒で6位となった。一方、同胞の一山麻緒選手は51位だった。

「自分のペースをうまくコントロールできたと思う」と24歳の鈴木選手は語った。「42.195キロのレース。ケニアやエチオピアの選手に追いつくために、あまりに全力で走って脚を早く疲れさせたくなかった」

2024年8月11日、パリ五輪女子マラソンでオランダのシファン・ハッサン選手(右)と日本の鈴木優香選手がそれぞれ1位と6位となり、国旗を掲げてポーズをとった。(共同通信)==共同通信

「世界のトップランナーたち、特に他の2つの種目でメダルを獲得したハッサンと並んで走ることができて興奮しました。」

日本の国内記録保持者、前田穂南選手は右大腿骨の疲労骨折のためレース前に棄権した。

東京オリンピック金メダリスト、ケニアのペレス・ジェプチルチル選手は15位に終わった。

地元主催者によると、マラソンのコースは、フランス革命中の1789年に行われた歴史的なベルサイユ女性行進のルートをたどったもの。当時は、6,000~7,000人のパリの女性たちが男性とともにパリからベルサイユまで行進し、ルイ16世をチュイルリー宮殿に連れ戻した。


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