キオクシアホールディングスは、メモリ大手サムスン電子との大きな差を縮めるべく、今年12月から来年6月までに東京証券取引所に上場する予定だ。
NANDフラッシュメモリメーカーは、遅れがちな新規株式公開を早めるため、日本での上場に新たな方法を採用する計画だ。金曜日の提出書類によると、浮上する株式の価格と規模はいずれも未定だった。
今回の株式売り出しは、キオクシアにとって競争力を維持する最後のチャンスとなる可能性がある。デビューが成功すれば、生産能力を増強するための資金が得られ、チップ価格の回復を活かすことができるだろう。