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カワサキが鈴鹿サーキットで水素バイクを発表、観客の拍手の中一周を完走

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読売新聞
川崎重工業の水素バイクが土曜日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットを走行した。

水素バイクは日本の優れた内燃機関技術を活用でき、二酸化炭素を排出しないため、川崎重工は2030年代前半の実用化を目指している。

公開テスト走行は、金曜日から日曜日にかけて行われた鈴鹿8時間耐久ロードレースに合わせて行われた。25リットルの水素を充填できるタンクを2つ搭載したバイクが、観客から熱狂的な拍手を受けながらサーキットを1周した。

二輪車メーカーなどで構成する研究団体「水素小型エンジン技術研究組合」では、水素バイクに必要な技術の開発や公道での使用基準の策定などに取り組んでいる。

川崎重工の執行役員は「エンジンのフィーリングや加速感はそのままに、脱炭素化を実現したい」と語った。



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