オレンジ郡の男、刑務所から釈放された翌日に銀行強盗で人質を取った罪で起訴

カリフォルニア州アナハイム (KABC) — 連邦検察当局は水曜日、ある男が州刑務所から釈放された翌日にアナハイムの銀行を強盗し、行員３人を人質に取ったと発表した。

米司法省によると、エリック・ウォルター・グレイ容疑者（53歳）は銀行強盗と強制連行の罪で起訴されている。グレイ容疑者は保釈なしで拘留されており、6月24日に公判が開かれる予定である。

検察官によれば、銀行強盗はグレイがサン・クエンティン刑務所から釈放された翌日に発生した。

FBI特別捜査官トレバー・トゥイッチェルの刑事告発によると、アナハイム警察は5月8日午後4時40分頃、銀行強盗が進行中との通報を受け、アナハイムのBMO支店に駆け付けた。告発書によると、グレイ容疑者は銀行内でうろついており、誰かが迎えに来るのを待っていたと主張していた。

グレイ容疑者は銀行のトイレから戻った後、窓口カウンターを飛び越え、銃を所持していると述べて金を要求した。彼はポケットに金を詰め込み、その後、支店長と銀行員2名を銀行内の倉庫に呼び入れたとされている。

訴状によると、行員2人は解放されたが、支店長は約1時間人質にされた。グレイ容疑者は最終的に支店長とともに銀行を出て、拘束された。

「アナハイム警察署に拘留されていた間、グレイは直腸内に現金と麻薬を隠していたことが発覚した」とトゥイッチェル氏は訴状の中で述べた。

捜査官はグレイ容疑者の体内にさらに何かが隠されていると疑い、CTスキャンのためグレイ容疑者を病院に搬送した。病院にいる​​間、グレイ容疑者は「何度も逃走を試み、警官らと格闘し、関与した警官らに複数の負傷を負わせた」とトゥイッチェル氏は記している。

告訴状によると、グレイ容疑者は銀行のカウンターに飛び乗って窓口の引き出しから現金を盗み、行員に銃を持っていると告げて行員を意に反して拘束したことを認めたという。

有罪判決を受けた場合、グレイは連邦刑務所で最低10年、最高20年の懲役刑を受けることになる。

訴状によると、グレイには自動車窃盗、強盗、性的暴行、麻薬関連犯罪など、長い犯罪歴がある。