ホーム Fuji オリンピック-体操-日本男子の最大の目標は中国を破って団体金メダル

オリンピック-体操-日本男子の最大の目標は中国を破って団体金メダル

12
0



ロイター/イヴ・ハーマン/ファイル写真
2023年世界体操選手権 – スポーツパレイス、ベルギー、アントワープ – 2023年10月8日 日本の橋本大輝選手が男子体操決勝で鉄棒の演技を終えて反応する

東京(ロイター) – 2020年東京大会の男子体操団体で惜しくも優勝を逃した日本は、大会開幕まで残り1カ月となった今、パリで最大のライバルである中国を破って金メダルを取ることを最優先課題に掲げる決意だ。

3年前、ロシアは日本を0.103ポイント差で破った。そのわずかな数字が、あのつらい記憶を消し去ろうとオリンピックに復帰する3人の日本の体操選手とヘッドコーチの心に刻み込まれた。

「わずか0.103点差で負けるという苦い経験を​​した」と、総合優勝者の橋本大輝選手は先週東京で行われたチーム練習後にロイター通信に語った。

「金メダルを獲得して表彰台からの眺めを楽しみたい。」

しかし、ウクライナ戦争によりロシアが団体戦への参加を禁じられたため、日本と中国はロシア抜きで戦うことになり、復讐の味はそれほど甘くないかもしれない。

これら3強国は、ソ連がボイコットした1984年のロサンゼルス大会で米国が優勝した場合を除き、1952年のヘルシンキ大会以来、男子団体戦では常に金メダルを獲得している。

「東京でロシアに0.103点差で負けた後、我々はリベンジの気持ちでパリに向けて頑張ってきたので、ロシアがいないのはちょっと残念なところもあります」と、元団体金メダリストの水鳥久志監督は語った。

「それでも、メダルを獲得する大きなチャンスなので、やるべきことをやります。」

リオからパリへ

日本が勝利すれば、団体金メダルの記録が8個に伸びることになるが、選手たちは、チームのバランスがよく、中国に対して総合的な「Dスコア」(難易度スコア)が優れているため、優勝できる自信があると語った。

水鳥氏は、6つの器具を使ったチームの演技のシミュレーションに基づくと、日本のDスコアの合計が中国を上回る可能性が高いと述べ、残りの数週間で重要なのは演技を磨き、ミスを最小限に抑えることだと述べた。

「中国は長い間日本よりもDスコアが高かったので、これはかなり驚きでした」と東京のあん馬で銅メダルを獲得した萱和馬選手は語った。

「そういう意味では今回は最強の5人が揃った」

橋本選手の活躍により、日本は10月の世界選手権で合計255.594点を獲得し、中国に2点近く差をつけて優勝したが、準優勝した日本はエースオールラウンダーの張伯衡選手を欠いていた。

水鳥氏は、今回24歳の張選手がオリンピック代表に加わったことで中国は強力な勢力となり、日本にミスを許す余地はほとんどなくなるだろうと語った。

先週のトレーニングでは60%の状態だったという指の負傷をまだ癒していない橋本に対し、張は橋本に果敢に挑むつもりだ。

「痛みが完全に消えるとは思わないが、パリ大会までにできる限り100%に近い状態にしたい」と語り、個人総合と鉄棒のタイトルを守り、合計3つの金メダルを獲得することを目指していると付け加えた。

水谷氏は、パリのチームの構成は2016年にリオで優勝したチームと似ていると考えていると語った。その5人のメンバーのうち、2012年のロンドンで金メダルを逃した4人と、若手の白井健三選手で構成されていた。

「今回は経験豊富なメンバーと新しいメンバーがいるので、比較的似ていて、バランスがとても良いです」と水谷さんは語った。

「リオのチームに(オリンピックで7回メダルを獲得した)内村航平選手がいたように、我々にも橋本選手がいるので、同じような結果が期待できると思います。」

Hashimoto and Kaya will be joined by Wataru Tanigawa, Takaaki Sugino and 20-year-old Shinnosuke Oka on the team.

体操競技は7月27日から8月5日まで行われ、男子団体決勝は7月29日に行われる。



もっとニュース

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください