ホーム jpn オリンピックの将来が不透明にもかかわらず、日本のブレーカーは好調を維持

オリンピックの将来が不透明にもかかわらず、日本のブレーカーは好調を維持

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日本のBボーイとBガールたちは、パリでブレイキングが夏季オリンピックに初登場した際に世界クラスの才能を披露したが、当面の間、日本はこのダンススポーツでオリンピックのメダルをこれ以上期待することはできないだろう。

女子金メダリストの湯浅亜美選手と男子準決勝進出の半井成之選手は、オリンピックの最初でおそらく最後のブレイキン競技のスター選手たちだった。ブレイキン競技は2028年のロサンゼルス大会では実施されず、2032年のブリスベン大会でも実施される可能性は低いとみられている。

パリ五輪女子ブレイキング決勝で演技する日本の湯浅亜美選手。2024年8月9日、パリのコンコルド広場にて。(共同)==共同

パリ五輪女子速球速報で金メダルを獲得した日本の湯浅亜美選手(2024年8月9日、パリ・コンコルド広場)==共同通信

すでに競技が満載のオリンピックプログラムに他の競技を追加しようとしていた主催者は、ダンサーたちがフランスの首都の中心にあるコンコルド広場のステージに上がる前にその決定を下した。

スカッシュとフラッグフットボールはロサンゼルスで初めて実施される予定のスポーツの一部であり、野球とソフトボールはパリでは予定から外れた後に復活する。

25歳のユアサ、別名Bガール・アミは、ニューヨークのブロンクス区の黒人の若者によって開拓されたダンス形式が、次回の米国開催のオリンピックで採用されないことに失望を表明したが、それでもダンスの将来の方向性については楽観的だった。

パリ五輪女子速球速報で金メダルを獲得した日本の湯浅亜美選手が、2024年8月10日にパリで行われた記者会見に臨む。(共同)

「発祥の国で開催されていれば良かったのに」と彼女は言う。「オリンピックがなくても、ブレイキンはもっと人気が出ると思う」

オリンピックで注目されることで新たなチャンスがもたらされる一方で、湯浅選手や半井選手をはじめとする日本のブレーカーたちは、ダイナミックで若々しいスポーツ文化に自社のブランドを結び付けたいと考えている企業スポンサーの支援を受け、すでに世界規模の競技サーキットに所属している。

日本のシゲキックスこと半井成之選手は、2024年8月10日、パリのコンコルド広場で行われるパリ五輪の男子ブレイキング銅メダル争いに出場する。(共同)

22歳の半井、別名B-boy Shigekixは、パリの開会式で日本の国旗を掲げ、執筆時点で17万人を超えるフォロワーを抱える自身のインスタグラムアカウントでは、メルセデス、ビザ、ナイキ、時計メーカーのセイコーなどからの支持を誇っている。

彼はパリで金メダルの最有力候補の一人だったが、準決勝でカナダの最終優勝者フィル・ウィザードに敗れた。その後、米国のビクターが彼を破り銅メダルを獲得した。

2024年8月10日、パリのコンコルド広場で行われたパリ五輪男子速球術銅メダル争いのあと、日本のシゲキックスこと半井成之選手(キャップ​​着用)と米国のビクター選手が抱擁を交わしている。(共同)

世界的に有名になる前に草の根レベルの「ジャム」で技術を磨いてきた湯浅さんは、日本におけるブレイキンの地位について特に自信を見せる。

日本の湯浅亜美選手は、2024年8月9日にパリのコンコルド広場で行われたパリ五輪女子ブレーキング総当たり戦に出場した。(共同)==共同

「日本は本当に素晴らしいと思います。文化面もスポーツ面も、どちらも素晴らしいです」とユアサは言う。「毎週末、大きなジャムセッションや、小さくてクールなジャムセッションがあります。日本のブレイキンシーンは本当に素晴らしいです。大好きです」

オリンピック新チャンピオンは、このスポーツが一度だけ注目の的になる機会があったとしても、夏季オリンピックがもたらした世界的な注目に感謝している。

「私たちは、ブレイクダンスがどんなものであるかを世界に示すことができた」と彼女は語った。


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