東京検察は水曜日、規制薬物に関する法律違反の疑いでオリンパスの元最高経営責任者ステファン・カウフマン氏を起訴したと発表した。
東京地検広報担当者は詳細については明らかにしなかった。
カウフマン氏は先月、違法薬物を購入した疑惑が浮上し辞任に追い込まれた。
ロイターはカウフマン氏にコメントを求めていない。
昨年4月に社長に就任したドイツ人のカウフマン氏は、前CEOの竹内康夫氏が長年の資産売却を通じてオリンパスの経営を主導した後、オリンパスの医療機器事業の拡大を任されていた。
カウフマン氏の起訴のニュースに先立ち、オリンパスの株価は1.9%下落して取引を終え、指標となる日経平均株価は0.8%下落した。