ホーム jpn イーグルスの歌手ドン・ヘンリーが「ホテル・カリフォルニア」の手書きの歌詞の返還を求めて訴訟を起こす

イーグルスの歌手ドン・ヘンリーが「ホテル・カリフォルニア」の手書きの歌詞の返還を求めて訴訟を起こす

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ニューヨーク – イーグルスのボーカル、ドン・ヘンリーは金曜日、バンドのヒットアルバム「ホテル・カリフォルニア」に収録された手書きのメモと歌詞の返還を求めてニューヨークで訴訟を起こした。

マンハッタン連邦裁判所に提出された民事訴訟は、文書売却を企てたとして告訴された収集品専門家3人に対する公判の途中で検察が突然刑事告訴を取り下げたことを受けて提出された。

イーグルスの共同創設者は、ページは盗まれたものだと主張しており、元ロックバンドの元メンバーで希少本ディーラーのグレン・ホロウィッツに対する刑事訴訟が取り下げられた後も訴訟を起こすと誓っていた。 &ロール殿堂キュレーターのクレイグ・インシアーディ氏とロック記念品販売業者のエドワード・コシンスキー氏。

イーグルスが1977年にリリースした「ホテル・カリフォルニア」は、米国で史上3番目に売れたアルバムである。

「この100ページに及ぶ個人的な歌詞カードはヘンリー氏とその家族のものであり、ヘンリー氏は被告やその他誰にも営利目的で歌詞カードを販売する許可を与えたことは一度もない」とヘンリー氏の弁護士ダニエル・ペトロチェリ氏は金曜日の電子メールによる声明で述べた。

訴状によると、手書きのページはマンハッタンのアルビン・ブラッグ地方検事事務所が保管しているが、同事務所は金曜日、訴訟についてコメントを控えた。

コシンスキー氏とインシアーディ氏の弁護士は、ヘンリー氏が重要な情報を隠して検察を欺いたと判断されたため刑事訴訟は取り下げられたと指摘し、訴訟は根拠がないとして却下した。

「ドン・ヘンリーは歴史を書き換えることに必死だ」とコジンスキーの弁護士ショーン・クロウリーは電子メールで声明を出した。「我々はこの件を訴訟に移し、ヘンリーが何度も嘘をつき、司法制度を悪用したことの責任を問う訴訟を起こすことを楽しみにしている」

インシアーディ氏の弁護士ステイシー・リッチマン氏は別の声明で、この訴訟は「脅迫」と「虚偽の主張を永続化」しようとするものだと述べた。

ホロウィッツ氏は資料の所有権を主張していないため被告として名前が挙がっていないが、同氏の弁護士はコメントを求める電子メールに返答しなかった。

裁判中、被告らの弁護団は、ヘンリーが数十年前に歌詞のページを、出版されなかったイーグルスの伝記を執筆したライターに渡し、その後手書きのシートをホロウィッツに売却したと主張した。ホロウィッツはそれをインシアーディとコジンスキーに売却し、2人は2012年にページの一部をオークションに出品し始めた。

ヘンリー被告とその弁護士、関係者らが関与した6,000ページに及ぶ通信により、被告側弁護士らは事実上不意を突かれたと検察側が認めたため、刑事事件は突然取り下げられた。

検察側と弁護側は、ヘンリー被告と弁護団が法的な協議を保護する弁護士・依頼者間の秘匿特権を放棄するという土壇場での決定を下した後にのみ、資料を受け取ったと述べた。

2月下旬に始まった陪審員なしの裁判を担当したカーティス・ファーバー判事は、証人とその弁護士が弁護士・依頼者間の秘匿特権を「不利になると思われる情報を曖昧にしたり隠したりするために」利用し、検察側は「明らかに操作された」と述べた。

ニューヨークのAP通信記者ジェニファー・ペルツ氏がこの報告に貢献した。

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