ウクライナ戦争の交渉による解決に向けた取り組みがアジアで活発化しており、ナレンドラ・モディ首相が8月にキエフを訪問することを検討しているとの報道がある中、中国だけでなくインドも仲介役をますます求めるようになっている。
もし確認されれば、モディ首相の訪問は、7月初旬の同インドの指導者のロシア訪問に対して西側諸国から強い批判を受けてからわずか数週間後に行われることになる。この訪問はワシントンで「懸念」の目で見られ、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「大きな失望であり、和平努力への壊滅的な打撃」と評した。
しかし、この動きは米国と欧州の動きの中で起こるだろう。 キエフへの武器輸送を強化 西側諸国は、モスクワにウクライナ全土から軍隊を撤退させるか、少なくともキエフが強い立場から和平交渉を行えるようにすることを目指している。