圧倒的多数のイスラエル人は、ガザに残っている人質を生きて戻すために停戦協定を望んでいると述べている。
また、大半の人々は政府に不満を抱いており、首相は個人的な理由で戦争を長引かせていると述べている。そのため、交渉が行き詰まり、レバノンのヒズボラとの新たな戦争のリスクがかつてないほど高まっているように思える中、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は政治的に苦境に立たされるだろうと想像するかもしれない。しかし、それはまったくの間違いだ。
イスラエルの日刊紙マアリヴのためにイスラエルのラザール通信社が実施した世論調査によると、ネタニヤフ首相の支持率は今月再び上昇し、紛争開始以来初めて野党指導者ベニー・ガンツ氏を抜いてイスラエルを率いるのに最適な人物となった。また、イスラエル民主主義研究所が国民に、レバノンのヒズボラと戦うために自国が戦争を拡大することを望むかと尋ねたところ、回答はほぼ「はい」だった。
