2024年7月21日 11時04分(日本時間)
ベイルート、7月20日(ロイター) – イスラエル軍は20日夜、レバノン南部にあるレバノン武装組織ヒズボラの弾薬庫を攻撃したと、治安当局筋3人がロイター通信に語った。
レバノンとイスラエルの国境から北に約40キロ(25マイル)離れたアドルーンの町への攻撃により、レバノン南部全域の目撃者が聞いた一連の大きな爆発音が起きた。
医療関係者と治安関係者がロイター通信に語ったところによると、アドラウンでは少なくとも民間人4人が空爆で負傷した。イスラエル軍からのコメントは今のところない。
南レバノンへの攻撃は、イスラエルの戦闘機がイエメンの港湾都市ホデイダ地域のフーシ派の軍事目標を攻撃したのと同じ日に行われ、ヒズボラはこれが同地域における「新たな危険な局面」を示すものだと述べた。
イスラエルは、イラン支援のフーシ派が打ち上げたドローンがイスラエルの経済の中心地テルアビブを攻撃した翌日にイエメンへの攻撃を開始した。
イスラエルとヒズボラは、10月7日に同盟国のハマスがイスラエル南部の国境地域を攻撃し、イスラエルのガザ軍事攻撃を引き起こした直後にヒズボラがパレスチナ人との「支援戦線」を発表して以来、砲火を交えている。