2024年11月10日 10時53分(日本時間)
パリ(AP通信)―スタースクラムハーフのアントワーヌ・デュポンは、土曜日に8トライを挙げたフランスが日本を52対12で破ったため、キャプテンとしての復帰を祝ったが、彼の得点タッチは必要さえなかった。
レ・トリコロールはスタッド・ド・フランスでブレイブ・ブロッサムズを粉砕し、完全に一方的な前半で左ウイングのルイ・ビエル・ビアレイが2トライを決め、後半には途中出場のフランカー、ポール・ブーデアンが2トライを奪った。
デュポンは、パリオリンピックでフランスに7人制の金メダルをもたらしたスタジアムでXVに戻ってきた。しかし、1年前のラグビーワールドカップ準々決勝でフランスが南アフリカに1点差で惨敗したとき、彼は悲痛な思いをした場所でもあった。
デュポンは「フランスチームやフランスのファンと再会できてとてもうれしい」と語った。 「私たちは皆お腹が空いていて、良いプレーをしたかった。私たちは時々少しずさんだったので、試合全体を通して効率的ではありませんでした。」
しかし、エディー・ジョーンズのジャパンは抵抗がほとんどなく、特にラック付近で露出が多かった。
ビエル・ビアレイのノーコンバートの先制ゴールの後、デュポンはカウンターラックで手の甲から絶妙なパスを出し、No.8 グレゴリー・アルドリットにパスした。彼はフライハーフのトーマス・ラモスにフィードを与え、左隅へのキックをセンターのエミリアン・ガイユトンが捉えてコンバージョントライを決め、12-0とした。
フランスは休憩前までに5トライを挙げ、フランカーのアレクサンドル・ルマがビエル=ビアレイのパスを回収して代表初トライを飾った。
ビエル=ビアレイが左隅に2本目を飛び込み、続いて多才なフッカーのピート・マウバカが右隅にクラッシュして代表10回目のトライを決めた。
フランス人は容赦する気はなく、後半開始早々にプロップのジャンバティスト・グロがチーム6本目のトライに貢献し、ラモスが決めて、残り年齢を残して38-0という恐ろしい差に直面する日本を後にした。
デュポンのトライは右ウイングのテオ・アティッソグベのノックオンで取り消されたが、立川治道がクロスしてコンバートトライを決め、ようやくアウェイチームがスコアボードに名を連ねた。
日本はビエル・ビアレイの最後のタックルにもかかわらず、マチュー・ジャリベールのずさんなパスをインターセプトしたテビタ・タタフが左隅に突進して追加点を奪った。
そのどちら側でも、ブーデヘントは二度以上穴を掘った。
フランスは来週土曜日にスタッド・ド・フランスに滞在し、ニュージーランドと対戦する。
「来週には大きな挑戦が待っているので、プレーの特定の局面ではもう少し真剣になる必要がある」とビエル=ビアレイは語った。
キックオフの2時間前を切ったところで、フランスラグビー連盟は、36トライを記録したフランスの記録的なトライスコアラーであるスターウィンガー、ダミアン・ペノーの出場が除外され、アティッソグベが右ウイングに代役を務めると発表した。ペノー氏の欠場理由は明らかにされていない。 ___