ホーム Fuji これらの魚は揚げられませんが、部屋に喜びと優雅さをもたらします

これらの魚は揚げられませんが、部屋に喜びと優雅さをもたらします

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読売新聞
長岡花火大会をモチーフにした紙製の花火モビール

新潟 — 新潟の会社が作った鯉の形をした紙製モビール「上錦鯉」は、口を大きく開け、紙の体が緩やかにカーブしており、紐で吊るすと優雅に泳いでいるように見える。

日本では縁起の良い魚とされる鯉の形をした吹き流しは、伝統的に5月5日の子供の日に飾られます。しかし、これらの紙製のモビールは、一年中いつでも喜びをもたらすことができます。

これらの紙製の鯉は、本物の鯉と同じ赤、黒、白の模様が描かれています。

紙モビールは、新潟市の印刷会社「ディ・アイ・パレット」の製品。新潟県は錦鯉発祥の地ともいわれている。

ディーアイパレットの企画営業部次長によると、同社は2022年に新潟市で開催されるクールジャパンエキスポで自社製品を発表する予定。同エキスポは伝統工芸品や工業製品を展示するとともに、関連事業のPRを行うイベント。

「このイベントに合わせて新商品を発表しようと決め、半年前から準備を進めました」と副店長は語る。同社はすでに、日本三大花火大会の一つである新潟県長岡市の長岡花火大会の花火を模した携帯用お土産を製作していた。

本物の鯉の模様

同社は厚さや質感の異なる紙を10種類以上用意し、色や加工のしやすさ、耐久性などをテストした。また、魚の体に異なる色の模様をつけることも試した。

「鯉の競技会でどんな模様が評価されているかを知るため、受賞歴のある錦鯉を参考にしました。それをもとに何度も試作し、見栄えのする模様を考案しました」と副店長は語った。

魚の形を立体的に見せるために、工夫を凝らしました。巻いた紙の端をかみ合わせるだけでは形が保てないため、紙に9つのハトメを開け、布を縫うように糸を通しました。こうすることで、糸を引っ張ると立体的な形になる仕組みです。この糸は、モビールを吊るすときにも使われます。

この折り紙の鯉は2022年の大会でも大きな注目を集め、昨年5月に販売が開始された。

モビールは2サイズあり、小さいサイズは長さ20センチで1980円、大きいサイズは長さ24センチで2530円。同社のホームページで販売しており、海外出張のお土産として人気がある。

革新的なカッティング

紙製の鯉のモビールを作るには、複数のステップが必要です。まず、模様が印刷された長さ 515 ミリメートル、幅 728 ミリメートルの紙をレーザー カッターで数個に切ります。1 枚の紙から、小さい鯉のモビール 12 個、または大きい鯉のモビール 8 個を作ることができます。

紙の鱗状の網目模様は等間隔に見えますが、広げたときに腹側が丸く頭側が細くなるように切り込みが配置されています。

胸びれと尾びれは別々の紙で作られており、触ると揺れます。手縫いで縫い付けられています。

「紙鯉は紙アートの表現の可能性が詰まっている。身近なアートとして楽しんでもらいたい」と副支配人。

同社は今後、旅館や店舗の内装など、紙鯉の新たな用途を提案していく​​考えだ。



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