ホーム Fuji いとこは結婚について私に教えてくれなかった。ソーシャルメディアで初めて知った

いとこは結婚について私に教えてくれなかった。ソーシャルメディアで初めて知った

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トラブルシューター様:

私は20代後半の女性会社員です。いとこがいて、SNSで初めて彼女が結婚したことを知り、悲しくなりました。

親戚には事前に知らせてくれると思っていました。彼女のSNSには約1000人のフォロワーがいて、私もそのフォロワーの一人だったので結婚のお知らせを見ました。

祖母も両親も、そんなふうであってはいけないと怒っています。また、結婚式に招待されても出席しないとも言っています。

いとこと仲は良いのですが、私の家族が結婚式には行かないと言っているのなら、私も行かないほうがいいでしょうか?

SNSは今や欠かせないものとなり、従妹の投稿を見ると幸せそうな様子が伝わってきて嬉しいです。ただ、こういう発表の仕方が今どきなのかなと。20代とはいえ従妹のやり方は受け入れられません。

— 埼玉県 Yさん

Y様:

最近では、親戚との関係は微妙なものになっています。ソーシャルメディアが登場する前の約 40 年前までは、親戚は互いに助け合う義務があり、緊急時には親戚だけが助けを提供できると考えられていました。このため、あなたの祖母や両親は、重要な事柄については親戚に最初に知らせるべきだと考えています。

しかし、近年では、親族との関係を友人や同僚などと同列に捉え、あくまでも「ひとつのつながり」と考える人が増えており、何かあったときに親族に頼れるかどうかは定かではありません。

いとこを友人のように思っていて、仲良くなれるなら、彼女と密接な関係を保つことができます。そうでないなら、彼女との接触は最小限にとどめるべきです。

彼女と良好な関係にあるとおっしゃるなら、自分の気持ちを彼女に説明してみてはいかがでしょうか。結婚を祝福しつつも、SNSでそのことを知ったときは少し悲しかったと伝え、なぜ事前に言わなかったのかと聞いてみてはいかがでしょうか。

いとこと話し合った後、彼女の説明に納得できれば結婚式に出席すべきです。納得できない場合は、結婚式を欠席してもかまいません。両親が状況をどう見ているかではなく、いとこと良い関係を保ちたいかどうかに基づいて決定する方がよいでしょう。

— 山田昌弘 大学教授



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