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『Rude to Love』は江口のりこに最高の瞬間を与える

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江口のりこはあまりにも印象的な存在なので、日本の映画製作者たちが彼女にスクリーン出演時間をあまり与えようとしないのはもどかしい。タナダユキ監督の『月と桜』(2004年)でブレイクして以来20年間、この女優は、表面上はそれほど印象に残らない主役が出演する映画で、華やかな脇役を演じることで満足しなければならなかった。

エージェントが変わったせいか、江口は突然、ちょっとしたブームになっている。森ガキ侑宏監督の『愛に失礼』は、10年以上の干ばつを経て、今年3本目の主演映画となる。そして、他の2本、中村和宏監督の『アマロック” and Ryosuke Hashiguchi’s “お母さんへ、愛を込めて” — は比較的軽い内容のものだったので、これは彼女の才能に見合った役割を与えている。

彼女が演じるのは、過小評価されているキャラクターだ。41歳の主婦、モモコは、普段は郊外の片隅に隠れているような人だ。ときどき石鹸作りのクラスを教えるほかは、地元のゴミ収集所をきれいにしておくこと、お気に入りの野良猫の行方を心配すること、最近買った陶器にうっとりすることなど、彼女の人生は小さなこだわりで満ちている。



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