新しいアニメーション映画のカラーパレットをデザインする際、山田尚子監督は一つの重要なポイントを掲げました。それは、怖いものは何もないことです。
この演出は、6月にアヌシー国際アニメーション映画祭で初公開され、本日日本で公開される『The Colors Within』の雰囲気を体現している。
「視聴者に不安や恐怖を感じさせる色を排除したかったのです」と山田は言う。山田の作品には映画『聲の形』(2016年)や『リズと青い鳥』(2018年)とシリーズ『平家物語』(2022年)の制作に携わった俳優の佐藤健が、映画公開前のジャパンタイムズのインタビューで語った。