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「心平」は新たな視点で3.11の災害に挑む

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これまでに、東北地方に壊滅的な被害をもたらした2011年の東日本大震災とそれに続く津波、そして福島第一原子力発電所の原子炉メルトダウンを題材にした映画が数十本ある。

被災した集団や個人への長期的な影響は共通のテーマであり、山城達郎監督の2作目の長編映画「心平」では新たな角度からアプローチしている。通常の漁師や農民、その他の勤勉な人々ではなく、主人公は高レベルの放射線のために住民が避難を余儀なくされた原子力発電所近くの立ち入り禁止区域の廃屋に侵入する失業者の男である。

竹浪春香が脚本を手掛けたこの映画は、特区内で活動していたとされる犯罪組織について触れてはいるものの、そのことについては語られていない。避難命令がまだ全面的に発令されていた2014年を舞台に、軽度の知的障害を持つ主人公が崩壊した世界でどのように生きていくのかを描いている。



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