ホーム Fuji 旗手江村選手「悔いなく戦う」と誓う。世界ランキング1位はパリ五輪でメダル獲得を目指す

旗手江村選手「悔いなく戦う」と誓う。世界ランキング1位はパリ五輪でメダル獲得を目指す

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プール写真/読売新聞
金曜日のパリオリンピックの開会式で、フェンシングの江村美咲選手(左)が日本の国旗を掲げ、もう一人の旗手である半井成之選手が彼女の隣に立っている。

パリ — フェンシング選手の江村美咲選手は金曜日、パリオリンピックの開会式で日本選手団の指定旗手2人のうちの1人として日本の国旗を振った。

船上から観客に手を振るエムラさんの金髪は、日本人の同胞たちの中でもひときわ目立っていた。

「悔いのない戦い方で人々に感動を与えたい」とメダル最有力候補の25歳の江村は語った。

江村さんは、両親がともに日本代表選手というフェンシング一家に生まれた。高校生からオリンピック選手を目指す選手を育成する日本オリンピック委員会のエリートアカデミープログラムに参加し、フェンシングに没頭した日々を過ごした。

江村選手は東京五輪でオリンピックデビューを果たしたが、女子サーブル個人戦で3回戦敗退、団体戦でも5位に終わった。「もう少し頑張れば勝てたのに」と江村選手は思った。

大会後も休まず練習を続けた結果、燃え尽きてしまった。ゲレンデに立つのも辛くなり、涙を流すこともあった。

江村さんは、自分の心と体に正直になることが必要だと気づき、練習を休むことに罪悪感を抱かなくなり、競技と私生活のバランスを取れるようになった。

「人生に必要な考え方を学びました」と彼女は振り返る。

江村選手は2022年7月の世界選手権で、サーブル個人で日本人初の金メダリストとなり、フェンシング世界選手権で日本人女性として初めて優勝した。2023年もタイトルを守り、現在は世界ランキング1位となっている。

一方、江村さんはスポーツ以外でも注目を集めており、ミス日本グランプリ2023で特別賞を受賞したほか、フランスの大手ファッションハウス「ディオール」のブランドアンバサダーに任命された。

江村さんは、フェンシングの知名度を高めるとともに、若いアスリートたちに新たな可能性を見出してもらいたいという思いから活動を広げてきたという。

江村選手は、フェンシング発祥の地で2度目のオリンピックに出場する予定だ。「改めて、たくさんの人の支えがあってこその出場だと実感しました」と開会式後に語った。「感謝の気持ちを演技で表したいです」



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